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企業が行う朝礼にはどんな意味がある? 3つの目的とその効果

企業が行う朝礼にはどんな意味がある? 3つの目的とその効果

会社のなかにはみんなで決めた取り決めや慣習というものが存在します。朝礼もその一つです。
いわばルーティーンと呼べるもので、社内で円滑に働くための各種当番や共通スケジュールなどもそれに当たります。
決まりきった日々の行いということで漠然とやりがちな朝礼ですが、目的や効果というものを見失いがちです。
ということで改めて朝礼をする3つの目的とその効果を見ていきましょう。

1.社内全員で仕事のスイッチを入れるため

朝礼で朝の挨拶をして社員同士顔を合わせるという一連の流れが仕事モードに入るためのスイッチとなります。
朝出社した際に「なんとなく気持ちが入らない」という人もなかにはいるかもしれません。
そんなとき仕事開始の合図となる朝礼があると気持ちが引き締まる効果が見られます。
形から入るというと語弊があるかもしれませんが、人によっては切り替えに役立つものでもあります。
司会の人の「頑張りましょう」という掛け声もあれば、みんなで気持ちを高めて仕事に取り組めるような方向づけもできることでしょう。

2.業務上の注意点を通達するため

製造業などでは作業の際に危険を伴うものもあり、安全意識を強く持たなければならない業務もあります。
そういった業務上の注意点となるものを羅列し読み上げることで改めてその作業に注意するという認識を持つようになるはずです。
同じミスをしないということが組織を維持、向上させていくためには欠かせません。
今までの業務で起こりがちなミスや失敗例などを企業内でシェアできる機会が朝礼の場です。
そして重要な報告事項なども毎回の朝礼でその都度通達があれば、聞き漏らすということもなくなります。
大切な情報を朝一番に耳にすることで各自気を付けようと意識を強く持てます。

3.組織の具体的な目標を掲げ共有するため

企業は利益を求める集団である以上、売り上げなど明確な数字の目標ははずせません。
それを掲げ共有する場とすることが朝礼の目的にもなります。
目的を達成するために個人がどのように動いていけばいいか、組織としてどのようにまとまりを出していくかなど、行動の指針となるところにも朝礼で触れるとイメージが持ちやすくなります。
ただ紙に書かれた数字を見るのではなく、顔を合わせて数字をみんなで共有することで団結力も生まれ相乗効果も期待できます。
 

企業が行う朝礼にはどんな意味がある? 3つの目的とその効果

ただ漠然と朝礼をしていてはそれほど効果も見られないものになってしまいます。
社員のやる気を引き立たせ、仕事が円滑に行われるような朝礼のやり方も求められます。
朝礼をやる際に各職場で改善や工夫の余地はまだあるはずです。
情報や目標を共有した職場のスタイルに合った朝礼の行い方を見出し、社員間でもこれがないと一日が始まらないと思わせるような時間にしたいところです。

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